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2010年07月20日
十勝毎日新聞に北海道ガーデン街道協議会・講演会の要旨が掲載されました

教育の場 常に高い目線を

ビズは昨年100号を迎えた。日本のガーデン界は、どこに行けば写真が撮れるのか分からないところから始まった。しかしガーデン街道により、観光ガーデンでお金をかせぐまでに成熟した。
私の心には長く、森であってアートギャラリーでもあるイギリスのグライズデールの森を見たときの感動がある。十勝千年の森(清水町)では、それが高野文彰さん(高野ランドスケーププランニング社長)のデザインで見事にクリエートされた。植物の選択、組み合わせ、ボリュームなど広がりは素晴らしい。(このような庭園が)日本で見られるようになったのはすごい。
日本発のガーデンコンテストを1997年に始めた。第1回ではイングリッシュガーデンへのあこがれを語る人ばかりだったが、第2回では外来の植物でなく雑木林の庭を目指そうとなり、農村、山村に広がりを見せ、第4回は都市生活者の庭が上位を独占した。気候風土に合い、ナチュラルで癒される庭に変わった。
ガーデニング人口は高齢化している。だからガーデン街道に期待したい。北海道の庭は団塊世代が始め、団塊ジュニアにうまくバトンタッチされた。生まれたときから庭がある環境で育った団塊ジュニアの子が庭を目指したときに全体的に底上げされる。
常に高い目線を持ち、ライフスタイルや第3世代を育てる教育場としてガーデンは役に立つと十分意識してほしい。植物が基本でデザインという全体構成もおろそかにしない。素晴らしい日本のガーデン界を引っ張るガーデン群を北海道で育ててほしい。
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