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2010年04月29日
朝日新聞 編集者発 隔月刊・BISES「庭づくり元気な北海道」

最近は魅力的なフラワーガーデンが各地に誕生しているが、昨年大きな話題になったのは北海道・富良野の「風のガーデン」だ。オープン1年目で入場者数20万人を記録したというのだから、人気のほどがうかがえる。
ここはご存じの方も多いと思うが、一昨年に放送された連続テレビドラマ「風のガーデン」の撮影が行われた場所である。脚本の倉本聰氏に依頼され、ガーデンの制作を担当したのは上野砂由紀さん(35)。小柄な体で大型トラクターも扱う元気な女性だ。旭川で観光ガーデン「上野ファーム」を開いている。

北海道からこうした逸材が出る背景には国内のどの地域と比べてもガーデニング熱が高いことがある。冬の寒さが半端ではない分、花の季節を待ちわびる気持ちもそれだけ強いということなのだろう。

ところで、北海道のガーデン関係者には今年、大きな朗報があった。「北海道ガーデン街道」構想が国土交通省所管の財団が主催する「観光資源活用トータルプラン」で優秀賞を受賞したのだ。
ドイツに中世の面影を残す都市や古城が連なるロマンチック街道という有名な観光ルートがある。北海道ガーデン街道の構想はほぼそれと同様の発想と考えればわかりやすい。具体的には十勝から富良野を経て旭川までの七つのガーデンと、その街道筋の景観を組み合わせたルートだ。
計画の中心になっているのが上野さんと大自然を生かしたモダンな庭「十勝千年の森」の林克彦社長(34)である。今、団塊ジュニアたちが手をつなぎ、これからの北海道を元気なガーデンアイランドにしていこうとしている。
(編集長・八木波奈子)
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