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2009年05月24日
東京新聞一面「筆洗」に掲載されました

自分が今、何を求めているのか、もやもやしていて困るときがある。「庭いじり」では心を動かされなかった人からすれば「ガーデニング」という言葉により、その答えが分かったのだろう。1997年に流行語大賞のトップ10に入るなど、ブームになった。
火付け役は92年創刊のガーデニング専門誌『BISES(ビズ)』。出版元は経営上の問題などで3社目になるが、奇数月の発売で時を刻み、今月で100号となった。編集は一貫して八木波奈子さんが担っている。
英国で開かれた出版記念会に招かれた折、知人から英国では多くの人が庭づくりを楽しみ、なおかつ公開していることを知ったのがきっかけだった。憧れの対象となりそうな庭を早速選んだ。
今やガーデニングという言葉は定着。庭文化の主役は、男性から女性に移ったという。男性が気に入った花に熱中するのに対し、女性はいろいろな花が咲き乱れる多様性のある庭、全体として美しく安らぐ庭をつくる傾向があるらしい。
100号は初夏らしくバラの特集をしているが、世界でブームの野菜づくりにもページを割いた。花々が咲き香り、野菜たちが輝く庭…。たとえどんなに狭くても「地上の楽園」と呼びたいという。
自分もいつかと、心を動かされる。男性は主役への返り咲きを狙う必要はない。楽園は文字通り、一緒に楽しくつくるものである。
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