ガーデニング誌ビズ・オフィシャルサイト

気力充実、何となくみなぎるものを感じるありがたい新年です。昨年は一度も海外に出ることなく、機会あるごとに日本国内、全国各地を訪れました。よその編集長の仕事ぶりを見るチャンスというものが無いので、何とも比較はしにくいけれど、私は人一倍、現場が大好きです。若い優秀な編集者たちがいるというのに、早朝ロケであろうが、体力勝負のトレッキング取材だろうが、昨年はこなしてしまいました。現場にはそこにしかないフレッシュな発見や出会いがあるものです。

盛岡でパネルディスカッションのコーディネーター役を頼まれて出掛けた時もおもしろかったです。市長さんも参加するとあって、RHSJのお偉方との打ち合わせから始まって、現地実行部隊からの山のような要望を背負わされ、見事さばき終えた時の達成感。でも、みんな当たり前って顔してましたよ。でも、翌日、BISES全巻（両手を広げたくらいある）を保存していらっしゃる読者の方の庭を見せていただけました。その方、100年計画で森を造っているところだそうで、心映えも素晴らしく、拝みたくなりました。東京の片隅から発信するBISESのメッセージを、色々な方が受け止め、また私たちに投げ返してくださる。同じ価値観をもつ者同士がコミュニケーションできるのって、ホント、快感です！

軽い頼まれごとで出向いた日比谷のガーデニング・ショウは笑っちゃいました。20〜30分くらい話してほしいとのことでノコノコ出掛け、会場でチラシを受け取って自分の所を見たら、「先輩女性からのエールを一言」。アァ、私、長老だわ・・・シミジミ。それにしてもガーデン系の女性たちのかしましいこと（失礼）。そこで「あなたの元気、まわりの迷惑」というセリフをはいたところ、自分のことかと思ったという人が続々。スピーチには毒気も必要ね?