会場入り口のデザインです。 |
展示室入口前のロビーではロンドン・ナショナル・ギャラリーの外観のバナーが見られます。 |
バラファンなら、この作品は必見です。 画家の名はアンリ・ファンタン=ラトゥール。 彼の名は美しいピンク色のバラ、ファンタン・ラトゥールとして現代に蘇り、 多くの人に愛されています。 アンリ・ファンタン=ラトゥール 《ばらの籠》 1890年 油彩・カンヴァス ©The National Gallery, London. Bequeathed by Mrs M.J. Yates, 1923 |
1枚の《ひまわり》の絵に1室を設ける力の入った展示。 知っているつもりのゴッホの”ひまわり”とじっくり対峙し、 その絵の力に引き込まる瞬間を味わえます。 《ひまわり》 フィンセント・ファン・ゴッホ 1888年 |
ゴッホの《ひまわり》の絵が、 どんなバックグラウンドを持っているのかが、よく分かります。 工夫された展示が随所に見られる、新鮮な絵画展です。 |
《ひまわり》が展示されている部屋には、 ダイナミックに拡大されたひまわりのパネルが設置されています。 |
この絵のモデルは、当時英国で最も偉大な悲劇女優とされたサラ・シドンズ。 画家は肖像画で名を馳せたトマス・ゲインズバラです。 筆の力と、モデル自身の放つオーラが一つになって、 得も言われぬ美しさと緊張感をみなぎらせた傑作に。 思わず見入ってしまいます。 《シドンズ夫人》 トマス・ゲインズバラ 1785年 |
(部分アップの図)グランド・ツアーの章で展示されている ヴェネツィアの都市景観図の一部分です。 イタリアの文化の高さを伝えて、どれほど眺めていても興味が尽きません。 《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》 カナレット(本名 ジョヴァンニ・アントニオ・カナル) 1735年頃 |
(同上)大運河に面した建物を描いた絵の部分アップです。 装飾に覆われた柱、窓のデザインなど、旅人の目にはどんな感動が刻まれたことでしょう。 《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》 カナレット(本名 ジョヴァンニ・アントニオ・カナル) 1735年頃 |
ヴェネツィアの重要な年中行事、カーニバルシーズンに行われる レガッタ・レースの様子を描いた1枚。 人々は白のマスクをつけ、カーニバル特有の衣装をつけています。 18世紀に最盛期を迎えたグランド・ツアーは、 富裕な若者たちが見聞を広げるために長期間の旅をすることを指し、 主に、イタリアを目指す旅が定着しました。
《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》 カナレット(本名 ジョヴァンニ・アントニオ・カナル) 1735年頃 |